理念

「農業と太陽光発電のコラボレーション」 が私達のテーマです。



1.DIY(Do It Yourself)による太陽光発電所を建設します。


10kW以上の太陽光発電設備は、それ以下の家庭用太陽光発電のような補助金もありませんし、工事とセットでの保証も受けられません。 それならば、設置工事も組合員が行うことにしました。有資格者工事(電気工事)は、組合員に保有者がいます。 電力会社からの引き込み線など、資格を保有していても、容易でない工事は外注しています。 メリットは、現地の地形や、日当たり方向などを考慮した太陽光パネルの配置を工夫できることです。工事コストもそれなりに低減できます。 デメリットは、設計図面を書くのも大変です。架台材料の搬入組立、太陽光パネルの設置、配線などかなり労力を必要とします。


2.太陽光パネルは、まばらに配置し、下では、普通に農業をします。


農地に太陽光は絶対に必要なものです。植物は光合成によって成長します。しかし、いつも晴れていれば野菜ができるわけではありません。 雨が降る日も必要ですし、厳しい寒さも必要です。日差しが少ない方が生産量が増す野菜もあります。「夏枯れ」といって、あまりに暑く日照りが 続くと、枯れるたり、実を付けなくなる野菜もあります。人間も食べ過ぎは、消化不良を起こしたり、肥満の原因にもなります。 私達は、太陽光パネルをまばらに配置し、野菜に取って優しい日差しを実現します。 立管パイプの間隔を工夫して、トラクタや耕運機などが利用できる環境を実現し、農地を農地として野菜を生産します。


3.獣害対策として、太陽光発電の架台を利用して防獣ネットを張ります。


中山間地で農業を行うには、獣害対策は非常に重要です。私達の事業地では、日本猿が出没し、大きな被害を被っています。 そのため、猿落ちネットを張る、電気柵を設置する、猿が食べない野菜のみを作る、などの対策が行われています。 それでも、猿が人馴れするせいか年を追うことに被害が深刻になる傾向があります。私達の事業では、防獣ネットを張ります。 イノシシ、シカなどの被害が多い地区では、対策を強化する必要があると思います。


4.FIT制度を積極的に活用し、農家の収益改善を目指します。


私達は、農家を中心に出資して設立した有限責任事業組合です。太陽光発電で生産した電気はFIT制度により電力会社に売電します。 得られる事業収益は、組合員に分配され、地域で消費され、地域経済を豊かにします。中山間地に確実な現金収入が得られることに よって、地元経済の活性化に貢献できる取組を目指します。太陽光発電は、農業収益の数十倍の収益が得られると言われています。私達の取組の ように、太陽光パネルをまばらに配置しても、農業収益を凌駕する収益性が見込めます。上述の防獣のしくみと合わせることによって、 中山間地へのIターンやUターンが促進され、定住できる中山間地の実現をめざします。


5.情報は公開します。中山間地の活性化に貢献できるモデル事業を目指します。


できる限りの情報は公開します。真似をしてください。農地を農地として、真面目に農業をされている方を応援します。